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魚が出てきた日 (1967) [日本 恋愛映画]

「魚が出てきた日」

若い時に見たのですが、コメディかと思えば、話の内容はとても恐ろしい物でした。事故で不時着したアメリカの空軍機には、2個の原爆と1個の金属ケースを積んでおり、先にギリシャの海に原爆2個と島に金属ケースを落とします。

パイロットたちはケースを探したいのですが、パンツ一枚でどうにもできずウロウロと、アメリカ軍も原爆と箱を探しに観光局のふりをしてやってきます。いろんな目的で人が集まってきて、ロバと老人しかいない島は一気に陽気な島に変身します。サイケデリックな色に包まれる人々。その中で金属の箱を見つけたヤギ使いは箱を開けようと必死です。ついに開いてしまう箱には、ただのカプセルしか入っておらず、お宝を夢みていたヤギ使いは飲水タンクに捨ててしまいます。水道管から海へ、カプセルは実は放射能物質で放射能をたれながし。

様々な人々の努力も無駄にして、大量魚が死んで浮かんできて、悲しく残酷です。でも人々はまだ楽しく海水浴や水道水を飲んでいて浮かれています。スピーカーの声が響くなか映画は終わります。いつどこで同じ事が起きてもおかしくない現在。随分古い映画ですが、子供ながらに心に残った映画でコメデイと何とも言えない怖さにぞっとさせられましたが、今一度見直したい映画です。 

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